Electraglide 2004 他のアクトや会場の様子など







ここではプロディジー以外のアクトや会場の様子などについて、簡単にまとめてみる。

1. ライヴステージ LCD Soundsystem/!!!
2. DJステージ Hexstatic/2ManyDJs/Darren Emerson/Tim Deluxe
3. 会場 幕張メッセ国際展示場9番~11番ホール












1. ライヴステージ LCD Soundsystem/!!!

LCDサウンドシステムは、冒頭の長い長いインストにまず好感を持った。サウンドはデジタルでありながら、演奏自体は生楽器を駆使したライヴをみせ、特にパーカッショニストは曲によりプログラミングを担当したりギターを弾いたりと、八面六臂の活躍ぶり。一見ぶっきらぼうそうなヴォーカルもグッド。バンドとしてのコンビネーションもよく、きっちりとまとまっているという印象を受けた。


片や!!!(チック・チック・チック)は、やりたい放題で暴れまくりのパフォーマンスが売り。がしかし、序盤から中盤にかけては弾けっぷり壊れっぷりがスパークせず空回りしているように思え、あれこんなはずじゃと少し困惑。個人的には、フジロック3日目深夜のレッドマーキーでライヴを体験済みなのだが、そのときの怒涛の勢いはあの場だからこそ生まれたもので、再現不能なものなのかという考えがよぎる。終盤になって、ようやく彼ら本来の持ち味である変態性が波に乗るようになり、ほっとひと安心する。








2. DJステージ Hexstatic/2ManyDJs/Darren Emerson/Tim Deluxe

ヘクスタティックは終盤15分程度しか見なかったが、DJプレイは元よりVJの素晴らしさに目を奪われた。2ManyDJsは紙袋はかぶっていなくて(当たり前か)、淡々と展開。ブラーの『Song 2』とかをかけていた。ダレン・エマーソンは、いきなり『Bone Slippy』で始まって場内大騒ぎ。他にもアンダーワールドの曲をかけていた気がする。ティム・デラックスは実は2年前のエレグラにも出演していて、今回はニルヴァーナなどで応戦。


全般的にロック寄りだったように思えたが、個人的にはわかりやすかった反面、お金払ってこんな大会場でわざわざ聴く音だろうか、という疑問も沸いた。あと、わからなかったのは私だけかもしれないのだが、デザイナーズ・リパブリックの作品は、いったいどの部分で貢献していたの?









3. 会場 幕張メッセ国際展示場9番~11番ホール

外からの入り口を2階にし、グッズ売り場やHMVのショップなども2階に。クロークもここで受け付けていた。グッズ売り場には21時台に一度行ったのだが、長蛇の列ができていて、入場規制もされていたため断念。帰るときにもう一度覗いてみようと思ったら、もう撤収されていた(朝5時半頃のこと)。


ホールへの入場口は11番で、階段を降りたところにタイムテーブルや場内案内図のボードが設置。11番ホールが飲食スペースで、。9番ホールと10番ホールはぶち抜きになっていて、DJステージとライヴステージとが対角線に向き合う形で設置。DJステージは結構高めで、フロアにいるとDJを見上げるような格好。逆にライヴステージはそれほど高くなく、フロアにいても一体感を感じやすかった。DJステージ側にはスクリーンが計6面、天井から吊るされていて、DJステージが稼働するときに曲にシンクロした映像が流れた(使い回しも多かった)。


トイレは可能な限り開放されていて、数は豊富だったのではと感じている。それでも、女子側には慢性的に長蛇の列ができていた。仕方ないのか。


この日は外があまり冷え込まず、よって会場内でも薄着で充分過ごせた。これは11月開催だったからと思われ、もし12月開催だったら、こうはいかなかったかな。

















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