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『リアム・ギャラガー:ネブワース22』を観た

リアム・ギャラガー:ネブワース22

リアム・ギャラガーが、今年ネブワースでライヴを敢行。そもそもネブワースは定常的にライヴが行われる会場ではなく、開催するだけでスペシャル感が漂う。そして、リアムにとっては1996年のオアシス以来実に26年ぶりになり、2日間で17万人を動員したとのことだ。

前半から中盤までは、開催までを追ったドキュメンタリー。そして後半が、ライヴ本編になっている。去年公開されたオアシスのネブワース映像と、ほぼ同じ構成だ。ドキュメンタリーは、リアムサイドとファンサイドの両面から交互に描写されていた。

開催一週間前に会場に出向いて様子を見たり、倉庫のようなスペースでのリハーサルを仕切ったりと、牽引しているのはリアム本人で、バンドもマネージャーもリアムを全力でサポートする姿勢を見せていた。リアム自身は、ネブワースのステージに立つことに極端な思い入れはないように見えた。

一方のファンサイドだが、「Champagne Supernova」をもじった店名をつけたカフェバーをオープンした人、卒業試験と日程がかぶったがネブワースを選んだベルギー人の女性、小児がんを克服した女の子(5歳くらいかな)とその母親などが、入れ替わりでピックアップされた。リアム/オアシスに注ぐ愛情の深さには感服はするが、彼らはどのようないきさつを経て映像に出演しているのだろう。

そして、ライヴ当日。サポートアクトが数組いて、そのうちカサビアン、ゴート・ガール、アミル・アンド・ザ・スニッファーズのパフォーマンスが少しだけ流れた。

さてリアムのライヴだが、バンドはギター2人、ベース、ドラム、キーボード、女性コーラス3人というのがベースの編成。曲によってはパーカッションが追加されていたが、位置取りからするとギターの人が担っていたのかも。ハーモニカを吹いていたのは、メンバーの誰かか、それとも別の人だろうか。終盤では10人以上のコーラスが加わっていて、オアシスでは見られないショットだった。

エンドロールの後、『Cmon You Know』『Diamond In The Dark』のライヴ映像が流れた。

実際のセットリストは以下。

Hello
RocknRoll Star
Morning Glory
Wall Of Glass
Shockwave
Everythings Electric
Better Days
Why Me? Why Not
Stand By Me
Roll It Over
Slide Away
More Power
Cmon You Know
Diamond In The Dark
The River
Once

Some Might Say
Cigarettes & Alcohol
Supersonic
Wonderwall
Live Forever
Champagne Supernova

ドキュメンタリーを長尺にせざるをえなかったのは、オアシスの曲の公開をノエルが許可しなかったからとされている。リアムのソロは、アフターオアシスとして正しい音を鳴らしているが、ライヴの場ではオアシスの曲あってこそとやはり思ってしまう。

スティングがポリスの曲を歌うことに、モリッシーがスミスの曲を歌うことに、なんの違和感も障害もない。が、オアシスの大半の曲はノエルが書いているがために、なかなかすっきりしないのが実情だ。この公演も、撮影自体は恐らくフルにされていると思うので、いつの日か完全版として日の目が見られることを願っている。

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