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ヒッチコック/トリュフォー(2015年)

ヒッチコック/トリュフォー

映画監督アルフレッド・ヒッチコックを、同じく映画監督のフランソワ・トリュフォーがインタビューし、書籍として1966年に出版。この書をもとに、2015年にドキュメンタリー映画が公開された。

ヒッチコックを敬愛する、映画監督のインタビューも豊富だ。、リチャード・リンクレイターなど、豪華な顔ぶれ。日本の黒沢清監督もいる。スコセッシのコメントは抽象的で、聞いていてよくわからなかった。フィンチャーは作品の具体的な場面についてコメントし、その手法を絶賛していた。トリュフォー自身も『大人は判ってくれない』『ピアニストを撃て』『華氏451』などを手掛けている著名な監督だが、30歳以上の年齢差があるヒッチコックに対しては、当然だが常に謙虚な姿勢で臨んでいた。

ヒッチコックというと、サスペンスホラー映画の巨匠というイメージがあって、『裏窓』『サイコ』『鳥』などがすぐ思い起こされる。が、実は1899年生まれで戦時中から既に映画を撮っていて、そのキャリアはかなり長い。こうした作品はかなり前に観たことはあるが、ほとんど忘れているので(汗)、いつかは観直さなくてはならない。

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