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風街オデッセイ2021、雑感

風街オデッセイ2021

松本隆の作詞家活動50周年を記念したイベント「風街オデッセイ2021」は、日本武道館で開催され、素晴らしい2日間となった。ここでは、ライヴ以外の件をだらだらと。

ライヴレポート
風街オデッセイ2021 第一夜に行ってきた
風街オデッセイ2021 第二夜に行ってきた

【コロナ対策】
入場時の待機時、間隔を空けるよう通路にテープが貼られていた。チケットもぎりの前にはアルコール消毒、検温が行われた。座席は、適度に空けられていた。ライヴ中は着席で、声出しはNG。終演後は規制退場となり、かなり細かく区切ってアナウンスされた。

【観客のマナー】
ほとんどの人は、マナーを守っていたと思う。しかし、声出しNGにもかかわらず、2日間ともはっぴいえんどのときに叫んでいる女がいた。マナー違反に対し、主催者は断固とした処置をとるべきだったと思う。

初日は、最後に出演者全員がステージに揃った際、鈴木茂の判断でネットにアップしなければ撮影OKと言ってくれた。が、2日目にそのアナウンスはなく、オフィシャルな写真撮影のみとなった。ネットにアップしている人がいたからだ。

【出演アーティスト】
個人的には、ざっくりで第一夜がヒットメーカー松本、第二夜がアーティスティック松本でまとめた印象を受けた。第一夜では曲がヒットしていた当時の自分に引き戻された感覚を抱き、第二夜は日本のロックの歴史の一部を感じていた。

出演者は、本人と、カヴァーとして歌う人がミックスされていた。全員を本人としていないのは、諸事情で難しかったのかもしれないが、もしかすると若い人を組み込む意図も含んでいるのかもしれない。今年はトリビュートアルバムがリリースされ、参加アーティストのうち3組が出演していた。

作詞家松本隆で考えると、ジャニーズ事務所のアイドルたち、そして松田聖子は欠かせないはずだ。しかし彼らがエントリーされなかったのは、突出しすぎていて他のアーティストとのバランスが取れなくなってしまうからだと思う(B'zの発表を直前まで引っ張ったのも、その意味合いだと思っている)。松田聖子の曲は、2日間で計4曲が歌われていた。ジャニーズ勢は、彼らだけでイベントができてしまいそうだ。

アーティストたちは勿論のこと、バックで彼らを支えた「風街ばんど」の面々も素晴らしかった。個人的に、名前を見ただけでわかったのは、金原千恵子(サポート多すぎ)、佐々木久美(、竹内まりや)、村田陽一()、藤田真由美(『関JAM』で観た)。今剛は、2004年に「クロスオーバー・ジャパン」で観ていた。この人は、&HALのメンバーだった。全員を存じ上げないのが申し訳ないが、調べればあのアーティストのレコーディングに、このアーティストのツアーに、というのが、ぼろぼろ出てくるはずだ。

「風街オデッセイ2021」に参加された皆さん、おつかれさまでした。

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