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PSYCHO-PASS サイコパス

公開日: : 最終更新日:2020/03/25 PSYCHO-PASS

サイコパス(PSYCHO-PASS)第1期

22世紀の日本。人間の性格や心理などを数値化するコンピューター「シビュラシステム」が世の中を統制し、個人の将来すらシビュラが確定していた。一方で人間が犯罪を起こす可能性についても数値化され、公安局は犯罪者や犯罪予備軍を取り締まっていた。シビュラによって数値化された値が、「PSYCHO-PASS」だ。

公安一係に配属された常守朱の目線で繰り広げられる群像劇で、同僚や部下たちはそれぞれに事情を抱える癖のある者ばかりだ。単発の事件に都度対応していく中、犯罪者でありながら犯罪係数が低く公安の執行対象にならない槙島が登場。常守は目の前で槙島に友人を殺され、3年前の事件で同僚を殺されてから槙島を執拗に追い続けていた狡噛は、更に暴走していく。

シビュラシステムつまりコンピューターによる統治は、「1984年」を思い起こさせる。そして今回の主人公とその仲間は図式としてはコンピューターの側だ(もっとも、完全に納得するというより抗いようがないというストレスを抱えながらだが)。舞台は22世紀だが、「新宿」「六本木」という、東京の街の区画は継続されている模様だ。

アクションシーンはもちろんあるが、それ以上に公安の面々や槙島などが交わす会話劇の方が、むしろ中心にあるのではと思わされる。文学作品がいくつもちらつき、それはストーリーや劇中の社会背景、人のあり方にオーバーラップしている。

ワタシがピンときたのは、第15話でのフィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」やウィリアム・ギブソン「ニューロマンサー」くらい。ラストで狡噛が読んでいた本「スワン家の方へ」は、100年近く前のマルセル・プルーストという人の作品だ。

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