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ボブ・ディラン(Bob Dylan)、来日公演が中止に

日本のシングル集 (日本独自企画盤)

4月から1ヶ月近くに渡って行われるはずだった、来日公演の中止が13日に発表された。日本のプロモーターはウドー音楽事務所だが、先に公式SNSで発表があって拡散され、その後にウドーから中止が発表された。

ディランに限らず、新型コロナウイルス蔓延によってイベント関係は軒並み自粛を求められ、大半は中止や延期になっていた。ディランについては、ライブハウスを中心に計15公演を行うことになっていて、この公演数の振替を今の時点で確定させるのは、さすがに難しかったのだろう。

もっとも、それだけが理由ではないと思われる。新型コロナは、当初は中国・韓国・日本だけの騒ぎかと思われたが、今や世界中を巻き込まんばかりの猛威になっている。海の向こうでは、コーチェラやロックの殿堂入り式典も延期になっている。・アゲインスト・ザ・マシーンなど、自身のワールドツアーの一部日程を中止や延期にしているアーティストもいる。

ディランの来日は、実現していれば2018年のフジロック以来。単独となると、2016年以来になるはずだった。ワタシは4月4日と17日の公演に行くことにしていたが、4日は日中に予定を入れていて、時間的にディランに間に合うか微妙という事態になっていた。やむなくTwitterで4日の公演を譲りたい旨を投稿したが、反応なし。おのれのアカウントの影響力のなさを思い知りつつ、最悪は当日はしごすることも覚悟した。それが、公演そのものが消し飛んでしまったのだから、残念やらほっとするやらで複雑な気持ちだ。

個人的には、2月から4月にかけて行く予定だった公演が中止や延期になったのはほかにもある。2月下旬には、3月はに行く予定だったが、これらはいずれも延期になった。また、来日公演ほどのインパクトではないものの、007やピーターラビットといった劇場公開作品も、観に行きたいと思っていたところ、上映延期が決まっている。

今見聞きしている限りでは、新型コロナはインフルエンザウイルスのように気候が暖かくなれば収束するわけでもないらしい。出口があるようなないようなすっきりしない状態だが、今は耐えて忍ぶしかないのだろうか。

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