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ピンク・フロイド(Pink Floyd)『炎 コレクターズボックス』

公開日: : 最終更新日:2019/05/30 Pink Floyd

ピンク・フロイド(Pink Floyd)『炎 コレクターズボックス』

2011年からスタートした、ピンク・フロイドのアーカイブシリーズ。『狂気』に続く第2弾は、オリジナルは1975年リリースの『Wish You Were Here』。邦題は『炎(あなたがここにいてほしい)』だ。

パッケージは5枚組だ。ディスク1は、オリジナル盤のリマスター。ディスク2は、未発表ライブ音源。ディスク3は、複数パターンのリマスター版が収録されたDVD。ディスク4はDVD映像。ディスク5はブルーレイで、ディスク3と4の内容を包含している。

ディスク2のライブ音源は、『狂気』コレクターズボックスのディスク2と同じく、1974年のウェンブリーとクレジットされている。『炎』は各曲が長尺だが、それがライブになると一層拍車がかかり、世界観にどっぷりと浸ることができる。『Wine Glasses』は、日用品のみを使った演奏でアルバムを作ろうとした『Household Objects』の音源だが、聴いてみれば『Shine On You Crazy Diamond』のイントロの元ねただ。結局、このプロジェクトは頓挫している。

実は、『炎』レコーディング時に作られていながらアルバムには入らず、次作『Animals』に持ち越された曲があって、ライブバージョンながら今回ディスク2に収録されている。『You’ve gotta be crazy』は『Dogs』に、『Raving and drooling』は『Sheep』になったとのことだ。

ディスク5の映像は、プロモクリップやヒプノシスのストーム・ソーガソンによるショートフィルムになっている。観れたことは貴重だが、正直言ってそれ以上の感慨はない。

ディスク以外では、『狂気』のコレクターズボックスと同様、豪華ブックレット、モノクロの写真集、チケットやバックステージパスのレプリカなどが同梱。特製マフラーや特製コースターは、やっぱり使用できない。特製ビー玉は、今回も入っていた。

『狂気』もそうだったが、同じ内容のDVDとブルーレイをひとつの商品にするのはやめてほしい。DVD版とブルーレイ版に分けるべきで、一緒にする意味ってない。

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