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ミュー(Mew)『Live In Copenhagen(DVD)』

公開日: : Mew

ミュー(Mew)『Live In Copenhagen(DVD)』

ミューが彼らの地元デンマークのコペンハーゲンで行ったライヴを収録した映像がある。DVDは廃盤状態だが、YouTubeで観ることができる。

https://www.youtube.com/watch?v=zLj7t4qf7b4

当日の演出なのか、映像技術のレベルなのか、あるいは意図的にそうしているのかわからないが、画面は全般的に暗い。収録日時は2006年3月。会場の規模はわかりにくいが、『Am I Wry? No』のときに照明が一気に点灯して、フロアはオールスタンディング、また両サイドと正面上方にスタンド席があったことが確認できた。バックドロップだけでなくステージ両サイドにもスクリーンがあって、シアタークラスの会場だろうか。

メンバー配置も興味深い。向かって左にドラムセットが半身状態で設置され、スィラスはロングヘアだ。向かって右に当時はメンバーだったギターのボウ、そして中央前方にヨーナスだ。後方向かって右にサポートのキーボード、その隣つまりヨーナスの真後ろにベースのヨハン。ヨハンはロングヘアで甘いマスクで、今の渋味の効いた風貌とはまるで異なる(そして、時間軸的にはこのライヴの後少ししてバンドを脱退することになる)。

カメラワークはめまぐるしいが、ギターのボウを映す比率が高いような気がした。バンドの中心核はヴォーカルのヨーナスのように思えるが、この時期のサウンドはこの人のギターが軸だったのかも。中盤ではヨーナスのピアノ弾き語りもあり、これはこのときのツアーでは定番だったかもしれないが、今観るとかなり貴重だ。

ラストは『She Spider』から『Comforting Sounds』と、アルバム『Frengers』のラストまんまの展開に。後者ではトランペット奏者が動員されていて、これは海外ツアーではなかなかやりにくい、地元ならではだろう。そして、フロアに詰めていたファンの熱狂ぶりも尋常ではなかった。デンマークの音楽事情というと、ロスキルド・フェスティバルくらいしか思い浮かばないので、その一端を垣間見ることもできた気がする。

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