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ロックアウト(2012年)

公開日: : 最終更新日:2021/04/12 リュック・ベッソン

ロックアウト(2012年)

2079年。捜査官スノーは、同僚殺しの汚名を着せられて逮捕拘束される。一方、大統領の娘エミリーが宇宙刑務所を視察中に囚人が反乱を起こしてしまい、囚われの身に。スノーはエミリー救出のため宇宙刑務所に向かわされるが、スノーがその任務を引き受けたのは、そこに彼の無実を証明できる仲間がいたからだった。

リュック・ベッソンが製作総指揮で、キャッチコピーは「『フィフス・エレメント』以来15年ぶりのSF」とのこと。テンポはいいのだが、浅いというか軽い印象があった。囚人を仕切るリーダーとイカれ気味の弟は、どっちかが相手を殺すだろうと思っていたらその通りになったし、エミリーも助け出されたのに脱出せず、スノーと行動を共にする。囚人を冷凍保存する刑務所は実は人体実験の場でもあって、そのあたりをもう少し掘り下げてくれればよかったかなあと思う。

スノーをガイ・ピアース、エミリーをマギー・グレイスという人が演じている。マギーは『96時間』にも出演。ガイ・ピアースは、『プロメテウス』にもウェイランド社長役で出ていたが、老け役を演じるため特殊メイクをしていて、判別するのは難しい。ワタシがちゃんと観たことがあるガイ・ピアースの作品は『メメント』くらいなのだが、今回はまるでドルフ・ラングレンのようにマッチョで性格も武骨で、とても同じ人とは思えなかった。

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