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浜田島Vに行ってきた

浜田島V

浜田省吾のアートを長年に渡って引き受けてきた、言わば浜田の盟友のひとり、田島照久。田島が手がけた浜田のアート展が「浜田島」で、渋谷ヒカリエで開催されていた。

展示は、ジャケットやポスター、パンフレットの表紙として見覚えなどで見覚えあるものから、恐らくはこの展示のためにはじめて出されたであろうものまであり、見応えがあった。浜田のキャリアが始まるのは70年代半ばだが、展示物は21世紀に入ってからのものが多かった。音源であればリマスター処理があるように、古いアートでもデジタル処理によって新たなアートとしてよみがえらせていて、『愛の世代の前に』のジャケットのクルマなど、ボディーの色の鮮やかさが格段に向上していた。

写真の撮影地のほとんどは海外で、そしてほとんどがアメリカだった。ニューメキシコ、ニューオーリンズ、カリフォルニア、ラスベガス、ワタシが記憶しているだけでこんな具合。浜田の音楽ルーツはブルース・スプリングスティーンやジャクソン・ブラウンなどアメリカのアーティストが多いので、納得できるところだ。そんな中、アイスランドで撮影された横長の写真にはインパクトがあった。

浜田の現在と以前との分岐点は何か。ワタシが勝手に思っているのは、サングラスがティアドロップでなくなったときだ。年齢的に40代にさしかかり、音楽的には既に何度かピークを迎え、この先もアーティストとして活動していくために、再びギアを入れ直した時期と前後するのではと思っている。ワタシが浜田のライヴに行くようになったのもサングラスが変わってからなので、この展示ではティアドロップのサングラスをかけた写真を一生懸命探した。中盤に80年代の写真をまとめていたコーナーがあり、そこは食い入るように見た。モノクロ写真群の中に、若くそして燃えたぎるエネルギーが凝縮された浜田の姿を見た。

展示の最後はお約束のグッズコーナーだ。マグカップやTシャツ、CDやDVDなどがあったが、驚いたのはシングルCDがあったことだ。アルバムは永続的に販売されるが、シングルは5年も経てば廃盤になってしまうのが常だ。在庫を引っ張り出したのか、それとも今回の展示にリンクさせて復刻させたのだろうか。

「浜田島」は、2009年に横浜赤レンガ倉庫で開催されて以来、約1年おきのペースで各地で開催されてきた。今回は5回目にして、集大成となる展示だそうだ。渋谷ヒカリエで、明日8日まで開催されています。

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