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Pen(ペン) 2017年 2/1号 [デヴィッド・ボウイを見たか。]

Pen(ペン) 2017年 2/1号 [デヴィッド・ボウイを見たか。]

penという、ファッションやアート、音楽などのカルチャーをテーマとする雑誌がある。1月16日、つまりデヴィッド・ボウイ大回顧展開催直後に、展示にリンクした特集の号が発売された。雑誌は基本的にストック型ではなくフロー型で消費されていく宿命にあると思っているが、この号は保存の価値がある。

イタリアはボローニャの大回顧展の写真をふんだんに使い、展示スペースだけでなく、細かい展示物も一部をピックアップ。この展覧がどのようなものかが、かなり伝わってくる。ボウイの年表、そして活動を時期毎に区切って解説し、それらにも展示物の歌詞を書いたノートや楽譜などを散りばめていて、まるで誌上で大回顧展を再現しているかのようだ。

トニー・ヴィスコンティやミック・ロックのインタビュー、日本との関連、映画俳優としてのボウイ、身に着けていたファッション、自らが収集していたアートなど、かなり多角的にボウイを捉えている。ボウイの死後、関連する書籍がいくつも出版されているが、大回顧展について1冊となると、コレを読めば問題ないように思う。

大回顧展のオフィシャルサポーターになっている二階堂ふみと鋤田正義との対談もあって、ボウイ世代ではない二階堂がここまで出てきていることに、正直違和感がないでもない。でも、60年代のボブ・ディランやビートルズやストーンズをリアルタイムで享受した世代からすれば、後追いで聴いているワタシたちも同じように見られているのかも。

いや、往年のファンだけでなく、ボウイその人や音楽は、この人をあまり知らない若い世代の人たちにも聴かれ語られるべきで、この本や先日終了した大回顧展はそのように機能できるはずだ。

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