ティーンエイジ・ファンクラブ（Teenage Fanclub）来日中

ティーンエイジ・ファンクラブ（TFC）が現在来日中だ。今夜は横浜ベイホールで行われ、明日は六本木のEX-Theaterでの公演が予定されている。ワタシは、明日観に行く予定だ。

個人的に、これまで3度彼らのライヴを観ている。うち2回はサマーソニックで、2005年と2009年だ。バンドは近年別プロジェクトの活動が盛んで、TFCとしての来日は恐らくこの2009年のサマソニ以来だと思う。およそライヴにははずれのないバンドで、ギターポップの心地よさ、そして時に激しさを、びしびしと放ってくれる。

はじめて観たのは、97年のリキッドルームだった（現在の恵比寿ではなく、新宿歌舞伎町の方）。バンドはセカンド『Bandwagonesque』で頭角をあらわすと、以降『Thirteen』『Grand Prix』と力作を続け、最初のピークを迎えていたと思う。97年の来日は、『Songs From Northern Britain』にリンクしたツアーだった。このときは、失礼ながらこんなに息の長いバンドになるとは思っていなかった。

97年にはロディ・フレイムのライヴも観ていて、その後のファウンテンズ・オブ・ウェインやベル＆セバスチャン、トラッシュ・キャン・シナトラズらのライヴ体験へとつながっていく、個人的なギターポップ元年になっている。そして、今やギタポ界の重鎮と言っていいTFCの今を観られるのを、楽しみにしている。