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ジャック・リーチャー(ネタバレあり)

公開日: : 最終更新日:2021/07/22 ジャック・リーチャー

ジャック・リーチャー(ネタバレあり)

元憲兵のジャック・リーチャーは、住居もIDも持たない流浪の男。あるとき、元同僚のターナー少佐とアポを取るが、オフィスに出向くと彼女は逮捕拘留されていた。更には彼女の弁護人が殺害され、その容疑をかけられてリーチャーも逮捕される。リーチャーは隙を見て抜け出し、ターナーを救出してクルマで逃亡する。

ターナーはアフガンで部下2人を殺され、なのにスパイ容疑での逮捕だった。一方、リーチャーの娘と思われる少女サマンサの母から、養育費の請求が軍にされていることを知り、リーチャーは彼女の身も危険と読んで救出。3人で逃避行しながら、アフガンでの事件の真相を探る。

3年前に公開された『アウトロー』の続編。しかし、続けて出演しているのは主人公のリーチャーだけで、今回はワシントンD.C.からニューオーリンズを駆け巡る。アクション半分推理サスペンス半分、というのが前作。今回はプラス、親子愛が加わっている。

リーチャーは。銃器の扱いに優れ、腕力もあり、頭も切れる役どころ。厚い胸板は、役のための肉体改造だろうか。ターナーは、コビー・スマルダースという人。モデルが軍服を着ているのではと思うルックスとスタイルのよさだが、実際女優の前はモデル業をしていたようだ。この人、『アベンジャーズ』でマリア・ヒルを演じている人だった。

サマンサがリーチャーのほんとうの娘かどうかはラストに判明するのだが、当初は堅苦しく彼女に接していたリーチャーも、終盤になると父性が前面に出るようになる。ターナーも交えての3人の疑似親子のような雰囲気は、賛否分かれるかもしれない。ワタシは、この雰囲気を楽しんだ。トム・クルーズの作品をすべて観たわけではないが、この人が父親役を演じるのは珍しいと思ったからだ(『宇宙戦争』くらいでは?)。

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