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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年)

公開日: : トム・クルーズ

オール・ユー・ニード・イズ・キル

地球外の有機生命体の侵略を受けている人類。軍の広報担当ケイスは、戦闘経験どころか戦闘訓練すら受けていないが、突如最前線に放り出される。部隊の行動は敵に読まれており、待ち伏せを受けた挙げ句全滅に。しかしケイスは、死んだ次の瞬間にそれまでの記憶を持ったまま前日に戻り、戦場に出て戦死し、また前日に戻る。タイムループの能力を身に付けたケイスは、かつて同じ能力を持っていた女戦士リタに会い、戦闘訓練を受けながら侵略者を倒す糸口を見つけるため、何度も死に続ける。

原作は日本人のライトノベルだそうで、それがハリウッドで採用された格好だ。タイムループものの作品はこれまでにもいくつかあり、それはつまりパラレルワールドになっていて、この世界観は個人的にも結構好きだ。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ、「猿の惑星」シリーズもそうだし、「ドラえもん」のタイムマシーンを使った回もそうだろう。

この作品は、近い日時を何度も繰り返すという設定で、「ミッション:8ミニッツ」あるいは「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」終盤に近いと感じている。圧倒的に強い異星人の侵略を受ける展開は「世界侵略: ロサンゼルス決戦」に近いものがあり、ともすれば密室的になりがちなタイムループを大きなスケールで描いている。

キャストは、ケイスにトム・クルーズ、リタに「プラダを着た悪魔」「アジャストメント」「ルーパー」のエミリー・ブラント。監督はダグ・リーマンという人で、ボーンシリーズを手掛けている人のようだが、ワタシは「ジャンパー」をが観たことがある。スタントを極力使わず自らアクションをこなすイメージの強いトム・クルーズだが、ここでは序盤はひ弱で臆病なキャラクターを演じていて、新鮮。一方のエミリー・ブラントは、「ターミネーター」のサラ・コナーばりに戦闘能力に優れ、劇中ではカリスマ的存在だ。

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