*

キング・クリムゾン(King Crimson)のメンバー

公開日: : 最終更新日:2023/10/13 トピック ,

太陽と戦慄

さて、今回のクリムゾンのメンバーは、90年代のダブル・トリオ期6人をしのぐ、7人編成になっている。

(ギター)
メル・コリンズ(サックス)
トニー・レヴィン(ベース)
パット・マステロット(ドラム)
ギャヴィン・ハリソン(ドラム)
ビル・リーフリン(ドラム)
ジャッコ・ジャクスジク(ヴォーカル、ギター)

ロバート・フリップは、言わずもがなクリムゾンを統制し統率し続けてきたリーダー。メル・コリンズは初期のメンバーで、かつフリップとはほぼ同世代。この人の復帰は、今回のツアーの目玉のひとつになるはずだ。

トニー・レヴィンは、80年代および90年代のメンバーであり、のバンドでもお馴染み。カリフォルニア・ギター・トリオとの共演ステージも観たことがある。パット・マステロットは90年代以降のメンバーで、今や「Mr.ミスターの」という枕詞ではなく「クリムゾンの」でいいはずだ。

ここまでの4人はわかる。では、あとの3人は?

ジャッコ・ジャクスジクは、クリムゾンの元メンバーによる21st・センチュリー・スキツォイド・バンドのヴォーカリスト。なるほど、だから今回は初期の曲もふんだんに演奏するわけだ。80年代以降のクリムゾンは、常にエイドリアン・ブリューがヴォーカリストだった。自分が歌った曲は歌い演奏もしたが、初期ナンバーはインストに限定されていた(フリップが許可しなかったのか、ブリューが拒否したのかは不明)。

ギャヴィン・ハリソンはポーキュパイン・トゥリーのドラマーも兼任し、かつてはのステージにも立った人とのこと。そしてビル・リーフリンはミニストリーのドラマーだが、個人的にはビル・ベリー脱退後のR.E.M.のサポートドラマーだったという事実がとてつもなく重い。R.E.M.最後の来日は2005年3月で、ワタシも武道館まで観に行ったのだが、このときのドラマーはこの人だったのだろうか。

今回のステージは前方にドラムが3セット並び、後方にロバート・フリップら4人が構える。トリプルドラムが今回の軸、ということのようだ。宣材写真も、ドラマー3人が前面に出ている。

関連記事

ROCK FUJIYAMA

テレビ東京系で毎週月曜深夜に放送されている「ROCK FUJIYAMA」という番組がある。て

記事を読む

Windows Vistaの起動音はロバート・フリップが担当

Windows Vistaと呼ばれる、次期Windows OSについてのニュースが最近ちらほ

記事を読む

第何期?

キング・クリムゾンはメンバーチェンジの激しいバンドで、デビューから74年の(最初の)解散まで

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑