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椎名林檎『林檎博’14 -年女の逆襲-』

公開日: : 椎名林檎/東京事変

椎名林檎『林檎博'14 -年女の逆襲-』

椎名林檎が昨年11月から12月にかけて行ったツアー、「林檎博’14 -年女の逆襲-」。そのライヴ映像を観た。ワタシはさいたまスーパーアリーナの2公演に足を運んだが、収録されているのは大阪城ホール公演だ。

椎名林檎@さいたまスーパーアリーナ 2014年11月29日
椎名林檎@さいたまスーパーアリーナ 2014年11月30日

冒頭、『今』がSEとして流れ、スクリーンの映像は銀河をバックに林檎博のロゴが浮かぶ。そして、バンドとオーケストラという大所帯の「楽団」が登場。そして林檎は、アリーナ席後方から湯婆婆のような衣装でお目見えだ。さいたまのときは度肝を抜かれたが、この映像を観るときは、来るぞ来るぞという、この後起こることがわかっていつつ、ぞくぞくしていた。

続くは『葬列』。第二期東京事変のお披露目のときに演奏して以来と思うが、圧倒的なクォリティの高さゆえ、ライヴで再現するのは到底困難と個人的に思っている曲だ。それを、またしても聴くことができたのだ。

バンドにはギターに浮雲、ピアノにヒイズミと、事変時代に林檎を支えた2人が両輪になっていると感じる。そして、ソロの彼女を支え続けている斉藤ネコは、コンダクターでありつつ、自らバイオリンも弾く。中盤の『望遠鏡の外の景色』はインストで、スクリーンによるメンバー紹介コーナーになっていた。

こののツアーのキーパーソンと言えるのが、AYAとBAMBIの2人のダンサーだ。これまでも林檎のライヴにダンサーが起用されることはあったが、今回は林檎に次ぐレベルでフィーチャーされている。ダンスのキレのよさは文句なし。かなり目立ってはいるが、林檎よりは目立たないという、ギリギリのところで攻めている。2人は今年マドンナのPVに出演し、そしてツアーにも帯同している。

セットリストに、ソロ初期の曲はほとんどない。新譜『日出処』を軸にしつつ、『三文ゴシップ』以降が大半という構成に。事変からは『能動的三分間』『遭難』などを交えていた。聴いたことのない曲もあって、その場では新曲?と思ったのは、石川さゆりに提供した『暗夜の心中立て』『最果てが見たい』だった。

『NIPPON』では林檎自らギターを弾き、『自由へ道連れ』ではスケボーに乗っている体でスピーカーを手に歌いながらアリーナ真ん中を駆け抜けていった。『流行』のラストではゴールドラメのレオタード姿になり、背中に羽根までつけるという突き抜けぶりに、観ている方は唖然とさせられる。巨大ステージはキャバレーのような雰囲気になって本編を終え、その勢いでアンコールもやりきった。

さいたま初日のときはほとんどMCがなく、2日目になってようやく少ししゃべってくれた。映像の大阪は、大阪弁を交えつつ結構しゃべった方だと思う。林檎に限らずだが、ライヴ映像の収録は東京圏がほとんどと思っていて、今回大阪公演が記録されたのはとても貴重かも。

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