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ザ・スタイル・カウンシル(The Style Council)『Live At Full House』

公開日: : 最終更新日:2020/11/29 The Style Council

ザ・スタイル・カウンシル(The Style Council)『Live at Full House』

スタイル・カウンシルのライヴDVD『Live At Full House』を観た。以前ビデオリリースされていたが、長らく廃盤状態で、それがいつのまにかDVD化されていたのだ。時期は87年で、バンドとしては『The Cost Of Loving』リリース前後辺りだろうか。会場は、ドイツのハンブルグにあるライヴハウス「フルハウス」。時間は40分程度と短く、収録曲も8曲とコンパクトだ(それだけに安価だったのだが)。

まず、バンド編成が興味深い。スタカンはポール・ウェラーとキーボード奏者であるミック・タルボットによるユニットだが、後に黒人女性シンガーのD.C.リー(後にウェラーと結婚→子供2人をもうける→離婚)、そして以降ウェラーとは長い付き合いになるドラマーのスティーヴ・ホワイトが加わり、4人編成になったと認識している。しかしここでは、ウェラー、タルボット、D.C.リーの姿は確認できるが、スティーヴ・ホワイトの姿はなく、その代わりなのかドラマーが2人いる。更に、恐らくはサポートであろうベーシストとギタリストがいるという、結構な大所帯になっているのだ。

ライヴは淡々とスタートし、ウェラーは基本的にヴォーカルに専念していて、曲によりギターも弾くといった具合。D.C.リーはバックヴォーカルなのだが、その存在感はウェラーにも劣らない。『Everlasting Love』ではそのリーがリードヴォーカルを取り、『Home Breakers』ではなんとタルボットがリードヴォーカルを取っていた。ウェラーとタルボットの歌声は、驚くほどによく似ている。終盤になるとウェラーのテンションが上がってきて、ラスト2曲『Money Go Round』『Shout To The Top』では、エモーショナルなプレイをしていた。

スタカンの映像作品は『On Film』という決定版があって、PVや過去の映像作品が集約されている。しかし『On Film』からも漏れている映像というのも結構あって、それらが今後DVDとしてリリースされてくれれば、ファンとしてはありがたいと思う。

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