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キングスマン(ネタバレあり)

キングスマン

。実父を10数年前に亡くしているエグジーは無職でふらふらしていたが、ある日仕立て屋ハリーに出会う。しかしハリーには裏の顔があって、世界のどの国にも属さない国際スパイ組織「キングスマン」のエージェントだった。実はエグジーの父はハリーの同僚で、任務の途中で亡くなっていた。

ハリーはキングスマンの新人候補としてエグジーに声をかけ、エグジーは他のライバル候補たちと共に過酷なテストを受ける。一方で、ハリーは頻発する科学者失踪事件を追っていて、IT企業の富豪ヴァレンタインをマークする。

監督がなこともあり、『キックアス』との共通点は少なくない。アクションにおける殺人のシーンは、かなりエグい。ハリーを、エグジーはほぼ無名の若者が演じているのだが、『キックアス』では当時無名のアーロン・ジョンソンが主人公に起用され、演じるヒットガールの父親が途中で死んでしまう。ハリーも・・・。

キングスマンの他のメンバーを演じるは、。マークは『イミテーションゲーム』もそうだったが、スパイ役が似合っている。ヴァレンタインはだが、『アベンジャーズ』のニックと同じ人とは思えない、痩せ細った顔つき体つきだった。

ヴァレンタインの秘書兼殺し屋を、ソフィア・ブテラという人が演じている。ダンサーでアーティストのPV出演はあるものの、女優としてのキャリアはほぼゼロだが、堂々たる佇まいは『ドラゴン・タトゥーの女』のときのにちょっと近く、今後が楽しみ。また、序盤で誘拐される科学者が、なんと『スター・ウォーズ』ルーク・スカイウォーカーのだった!

キングスマンの面々は、アーサー王物語のキャラクターをコードネームにしている。ランスロットは聞いた瞬間にすぐわかり、マイケル・ケインの役はアーサーで、もしやと思った。マーク・ストロングの役はマーリン、コリン・ファースのハリーはガラハッドと呼ばれていたが、見終わった後に調べて納得した。

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