*

バットマン・リターンズ(1992)

バットマン・リターンズ(1992)

ゴッサムシティ。奇形な赤子ゆえに両親に捨てられ地下で動物に育てられた、サーカスギャングの首領ペンギン。市長につくふりをしてゴッサムの生命線である発電所を支配せんとする、実業家シュレック。

シュレックの陰謀に気づいた秘書セリーナは、シュレックによりビルから突き落とされるが、猫の魔力によって復活しキャットウーマンになる。そしてブルース・ウェインとセリーナは、お互いの正体を知らないままやりとりを交わすようになる。

バットマン』の続編で、監督はが続投。この人らしいダークファンタジー色が出ている分、ゴッサムシティ全体が作り物の世界のように見えてしまい、個人的には前作の世界観の方を気に入っている。

ブルース/バットマンのをはじめ、執事アルフレッドやゴードン総監らは、前作と同じ人が演じている。一方、ペンギンを、シュレックを、そしてセリーナ/キャットウーマンをが演じていて、キャスティングは前作以上に豪華だ。

ブルース/バットマンの登場は控え目で、悲しい過去を持つペンギンや野心家シュレックの出番の方が多い印象。しかし、彼らをまるごと食ってしまっていると思うのが、ミシェル・ファイファーだ。内気なセリーナから一転して、奔放で解放的なキャットウーマンに変貌。市街地の店を荒らすシーンでは、一通り暴れた後にムチで縄跳びをするのだが、彼女のアドリブだそうだ。

関連記事

バットマン(1989)

犯罪都市ゴッサムシティに、闇に紛れて犯罪者を倒すバットマンがいるとの都市伝説が浮かびあがる。

記事を読む

バットマン・フォーエヴァー(1995年)

ゴッサムシティ。ブルース・ウェインが経営する企業では、研究員エドワード・ニグマが人間の脳に信

記事を読む

バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲(1997年)

博物館に展示されているダイヤモンドが、Mr.フリーズに強奪される。フリーズは、病気の妻を冷凍

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑