キノコホテル@フジロック前夜祭
公開日:
:
最終更新日:2015/06/28
Fuji Rock Festival'14 フジロック
ここ数年スルーしていた前夜祭だったが、久々に顔を出してみた。タイムテーブルの中に、キノコホテルの名前があったからだ。DJ MAMEZUKAのプレイ中、メンバーが自らセッティングをしているのが見えた。
去年テレヴィジョンのオープニングアクトで観ているが、そのときよりも更にライヴの密度が濃くなっていた。まずは、ギター、ベース、ドラムの3人だけでインスト。そこへ、「アンタたち、どこにテント張ってんのよ。」というMC。少し間を置いて、その声の主であるマリアンヌ東雲が登場した。
演奏力は高く、バンドのコンビネーションも上々。ほとんど曲間を切らさず、爆音で次から次へと押し進める。3人はかわいらしくしかし凄腕なのだが、マリアンヌの何をしでかすかわからないキャラクターがそこにダメを押す。彼女がこなすのはキーボードだが、溢れんばかりのエネルギーを叩きつけるかのように、鍵盤を操っている。
ラストはひとりずつメンバー紹介をし、された側はソロをこなす。最後がマリアンヌで、彼女は上着を脱ぎ捨てて黒いレザーのビスチェ姿になり、キーボードの上に仁王立ちに。細身だが、まるでマリリン・マンソンのような異形ぶりだ。
去り際に、「来年また逢いましょう」とマリアンヌは言っていたが、今回のようなシークレット扱いの出演ではなく、正式にエントリーされてステージに立っているかもしれない。
明日から、3日間楽しみます!
関連記事
-
トラヴィス(Travis)@フジロック’14 #fujirock
フジロック出演は2001年、2008年に続いて3回目。ヘッドライナーでもいいくらいのバンドだが、2日
-
アーケイド・ファイア(Aecade Fire)がフジロックに!
フジロックフェスティバルの出演アーティストは、2週に1回ペースで木曜午前0時に公式サイトで発
-
マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)@フジロック’14
アーケイド・ファイア終了直後に林道をダッシュ。今まで何10回となく歩いている林道だが、最速でホワイト
-
テンプルズ(Temples)@フジロック’14
セッティングはメンバーたちが自分でやっていて、新人らしいなと思った。しかしライヴパフォーマンスの方は
-
デーモン・アルバーン(Damon Albahn)@フジロック’14
ブラーは今年1月に来ているが、デーモンがフジロックのステージに立つのは、99年以来実に15年ぶりだ。