109シネマズ川崎のIMAXシアター
昨日観た『アバター特別編』、劇場は自宅近くの横浜ではなく、川崎にまで足を伸ばしていた。この作品は3D映画だが、せっかくなのでimaxを体感したかったのだ。
IMAXとは、カナダのIMAX社が開発した映像技術。少し調べたのだが、通常の映画は35ミリフィルムなのに対し、IMAXでは70ミリのフィルムを使用。1コマに使うフィルムの面積を通常の画面より広くし、巨大画面での映像の鮮明化を実現したものだ。いくつかの美術館や博物館等に導入されているのだが、これが映画館となると、現在導入されているのは日本では4館。そのいずれもが東急グループの109シネマズで、関東だと埼玉と川崎にある(5館目が、来月町田の109シネマズに導入される予定)。
さて、実際に体感しての感想だが、スクリーンのサイズは通常より大きめだと思う。それでいて、スクリーン全体が自分に迫ってくるような近さがあって、臨場感がたまらない。映像そのものもクリアで、細部に渡る緻密さが伝わってくる。3Dであることが特別なのではなく、むしろ自然なものとして楽しめる。3Dメガネもフレームがしっかりした作りになっていてかけやすく、かけていることの鬱陶しさがなかった。何度かかけている3Dメガネだが、メガネの上からだとフィット感に欠けて気になってしまうところがあり、昨日はコンタクトを入れてかけたのだが、これならメガネ・オン・メガネでも問題なさそうだ。
仕方ないこととは思うが、唯一の難点は2,200円という、通常より高めの料金。『アバター特別編』は1日2回の上映だったが、レイトショー料金が適用外だったので、日中の回にした。もしかすると、ファーストデーは適用なのかも。しかし、IMAXは通常の3Dとは別格と断言できる。川崎にIMAXシアターがあることが個人的には幸いなので、今後も機会があればまた利用すると思う。
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