ロバート・パーマーさん（Robert Palmer）死去

ロバート・パーマーさんが、パリで休暇中に心臓発作で亡くなった。54歳だった。

スーツに身を固め、渋い歌声で大人のロックを歌うという、ダンディなイメージが思い浮かぶ。ソロアーティストとしても相当のキャリアを誇っているが、ワタシにとってはデュラン・デュランのアンディ・テイラーやジョン・テイラー、シックのトニー・トンプソンと組んだプロジェクト、ザ・パワー・ステーションとしての活動が印象深い。85年にファースト、そして11年後の96年にセカンドアルバムをリリースしている。

このセカンドのときの来日公演を、渋谷公会堂まで観に行った。パワステのアルバム2枚では曲が少なかったのか、アンディのソロの曲なども演奏。なんたって、アンコールのラストが『Addicted To Love』だったんだから、普通ならずっこけるところだが、なんだか特したような気分だった。

50代60代のアーティストがまだまだ元気で意欲的に活動をしている中、54歳での突然死はあまりにも早すぎ、まだ残念でならない。今年も5月に新作をリリースしたとのことだったのに・・・。謹んで、ご冥福をお祈りします。